一般社団法人日本観光通訳協会（JGA）全国通訳案内士静岡研修団体研修でトラベルイヤホンをご利用いただきました。

一般社団法人　日本観光通訳協会（JGA）は、全国通訳案内士による団体で、全国に会員が９００名近くいます。

一年を通じ、全国各地で勉強会、研修を実施して、日々研鑽に励んでいます。

今まで外国人観光客の多くは、東京、京都、広島といった、いわゆるゴールデンルートに集中していましたが、最近はリピーターも増え、それ以外の地方都市へも足を伸ばすようになりました。

今回は、2016年10月から、国際クルーズ拠点となり各国のクルーズ船の入港数が右肩上がりの清水港に注目しました。来日される外国人のお客様へのご案内研修のため、一語一句講師役の現地ガイドの声を聞き逃したくはありません。そこで、エアサーブ社のトラベルイヤホン（レシーバー）を一人一台ずつ利用し、静岡の観光地を学ぶ研修を行いました。

今回の研修では、全国各地から、二日間で延べ６０人が参加しました。
１０人～２０人の小グループに分かれ、地元のガイドさんの説明を聞きながら観光地を回りました。
限られた時間でも、エアサーブのトラベルイヤホンのおかげで歩きながらも話が聞けるので、時間の無駄がありません。

途中、大きな道路や、商店が立ち並び、雑音が多いところでも、講師の話がクリアに聞こえました。
ただ、あまり距離が離れすぎると少し雑音が入ります。

2月26 日には、有志 20 名で自主研修として13：30 から 16：30 まで、静岡浅間神社、駿府城公園を訪れました。
まず、家康公にゆかりのある浅間神社では、本殿の参拝をし、７つの社をみてまわりました。

駿府城では、現在発掘中の豊臣と徳川それぞれの天守台をみた後、駿河の国を模した美しい紅葉山庭園を見学しました。

夜は名物静岡おでんや海の幸、富士宮やきそばなど土地のおいしいもので英気を養い、全国から集まった参加者の交流を深めることができました。

2 日目は 8：45 から 17：00 までの 1 日研修。重要ポイントを貸切バスで効率よく移動し、現地では自分たちの足を使って静岡のすばらしさを堪能しました。
午前中は、みかんの木々が茂るさった峠を歩き、目の前に姿を見せてくれた富士山に感動。由比本陣公園、広重美術館では東海道でははずせない浮世絵について学びました。その後、シラスや近年漁獲高が激減しているサクラエビを使ったおいしい昼食をいただきました。

午後は、世界遺産となっている三保の松原、国宝久能山東照宮を研修。参加者 39 名のうち、健脚の 15 名は、ロープウェイではなく 1159 段の石段を上りました。

この辺りは名物の石垣イチゴの温室が海沿いに建ち並び、イチゴ狩りも楽しめます。ここからは、ロープウェイで日本平へ移動し、この日最後の富士山ビュースポットも確認しました。

1 日で、富士山、神社、東海道、浮世絵と日本の魅力を堪能でき、大変充実した静岡研修となりました。参加者のみなさんは、少ない人でも 17000 歩以上は歩かれたようですが、富士山と家康公のダブルパワーで乗り切ることができました！